ホテル/旅館情報(冬)
冬のホテル/旅館情報
冬は、旅行や外出から敬遠しがちな季節ですが、スキーなどのウィンタースポーツや冬の味覚、クリスマスイベントなど、冬しか楽しめないものがたくさんあります。ホテルや旅館などでは、これら冬の楽しみと宿泊をセットにした様々なプランがたくさん用意されています。今年の冬は重い腰をちょっと上げて、冬を楽しみに出かけてみましょう。
スノーリゾート

夏に楽しむ宿がビーチリゾートなら、冬のアクティビティを楽しむ場所は、スノーリゾートです。スノーリゾートで宿泊するメリットは、スキー場へのアクセスの良さはもちろん、お子様を預かってもらえる託児施設や、スノーモービルツアーなどスキー以外のアクティビティも体験できること。雪山で冬のなまった体を思いっきり動かすことができるので、アクティブ派の冬旅にぴったりです。
食事はゲレンデレストランではなくホテルで!
ゲレンデにあるレストランは昼になると混み合うことも多く、定番メニューしかないところもしばしば。スノーリゾートに宿泊していれば、ホテルに戻ってビュッフェレストランなど、落ち着いた空間でおいしい食事を頂くこともできます。スキーブーツを履いたまま食事をするのではなく、一旦靴を脱いでホテルレストランでリラックスし、午後からの滑りに繰り出しましょう。
スキー場以外のアクティビティも楽しんでみよう
最近は、スキー場以外にも、雪の上を歩くスノートレッキング、雪上乗馬、スノーモービルなど、雪遊びを満喫できるアクティビティを揃えている宿泊施設も少なくありません。山を熟知した人が案内人になる場合が多く、雪山の楽しさを違う角度から教えてもらえます。また、子供向けのイベントを企画しているところもあり、スノーアドベンチャーツアー、スノーラフティングなど、スキーに不慣れな子供でも楽しく雪と戯れることができるようになっています。スノーリゾートに宿泊した際は、ホテル独自のアクティビティはチェックしておきましょう。
早朝のパウダースノー&ナイターも満喫
朝一番のパウダースノーは、ウィンタースポーツをやっている人の憧れです。スノーリゾートに宿泊していれば、目の前がすぐゲレンデなので、まだ誰も滑っていないゲレンデに行って、パウダースノーを味わうことも容易です。またナイター営業をやっているスキー場も多いので、人が少ないゲレンデで心行くまで滑りを満喫することも可能。最近では、ゲレンデイルミネーションを開催しているスキー場もあるので、何万の光で彩られた幻想的なゲレンデを、ゆっくり楽しみながら滑走することもできます。
クリスマス特別プラン
12月の一大イベントと言えばクリスマス。これに合わせて様々な宿泊施設では、クリスマスディナー特典付プランはもちろんのこと、夜景の見える部屋に泊まれるプラン、クリスマスコンサート券付のプランなど、大々的なクリスマス関連イベントとセットにしたプランを用意。最近では、恋人同士だけでなく、女子だけでホテルに宿泊して、クリスマス会を楽しむという人も増えています。
ホテルのクリスマス装飾も必見
11~12月頃になると、ホテルなどの宿泊施設では、エントランスやロビーにクリスマスの装飾が施されます。特に高級ホテルの装飾は必見で、クラシカルなヨーロッパ調を基調とした、5メートルを超える本物のモミの木にオーナメントやテディベアが飾ってあるなど、毎年趣向を凝らした装飾が楽しめます。
いちごフェア
いちごと言えば、「春」をイメージする人も多いと思いますが、一年で一番いちごが売れるのは実はクリスマスシーズン。12月に入ると、各ホテルでも「いちごスイーツフェア」が始まります。毎年、ホテル専属パティシエが、「あまおう」や「とよのか」、「とちおとめ」など、ブランドのいちごを使って、腕を競い合います。
最近のホテルでは、単品のいちごスイーツを楽しむだけでなく、「いちごビュッフェ」として、数十種類のスイーツを食べ放題で楽しめるプランも増えています。味だけでなく、見た目にもかわいい「マカロン」や、チョコレートフォンデュならぬ、「いちごチョコレートフォンデュ」など、いちご好きには夢のようなプランです。
今年の冬は、ホテルで極上のティータイムを過ごしてみてはいかがでしょうか。
年末年始は旅行で羽を伸ばしに、ホテルや旅館で過ごす人も多いことでしょう。宿泊施設も、冬の季節にしか味わえない楽しみ方があります。自分なりの楽しみ方を見付けて、非日常気分を味わいましょう。
ウィンターリゾート

冬の楽しみ方のひとつとして挙げられるのは、まずなんと言ってもスキー場などのウィンタースポーツです。白銀に輝く美しいゲレンデには、この季節にしか味わえない風情があります。有名スキー場の近くには、ホテルやペンションが建ち並び、ウィンターリゾートとして大いに賑わいます。ゲレンデに隣接しているホテルや旅館も多いため、朝早くから夜遅くまでウィンタースポーツが満喫できるのはもちろん、遊び疲れて帰ったあとにも、おいしい食事と温かいお風呂が待っています。中には、天然温泉に入れるホテルやペンションもあり、ウィンタースポーツが苦手な人でも雪景色を見ながらのんびりとした気分に浸れます。ペンションの中には家庭的な雰囲気で、手作りの料理を振舞ってくれる宿も多いので、宿主さんとコミュニケーションを楽しむなど、楽しみ方はいろいろです。
スキー板やスノーボードを保管できる設備も万全で、その日の雪質や積雪量など、ウィンタースポーツにまつわる情報を積極的に提供してくれるだけでなく、近場の名所や景勝地も教えてくれますので、アフタースノーも楽しみがいっぱいです。
今年の冬は、ウィンターリゾートで家族や仲間たちと特別な時間を過ごしてみませんか。
リッチなスイートルームに宿泊
ホテルの部屋のうち、一般の客室よりワンランク上の部屋で、寝室にリビングルーム、応接間などすべて揃った部屋を「スイートルーム」と呼びます。スイートルームの応接間には豪華な家具や調度品が揃っていたり、室内から眺望が楽しめたりと、スイートルームの宿泊者しか利用できないエレベーターやサービスがあるので、おもてなしも最高級です。当然、宿泊費も一般の客室より高額で、一流ホテルのスイートルームであれば1泊数十万円にもなります。
このようにリッチで、手が届きにくいように思われがちなスイートルームですが、繁忙期以外の時期は、意外な程安価に提供しているホテルが数多くあります。宿泊料が高いままで誰にも使われないよりも、多少利益が薄くても利用者を増やすほうが、ホテル側としても得策だからです。最近では、スイートルームにリーズナブルな料金で宿泊できることを謳い文句にしているホテルもあり、特に12月初旬や2月頃はシーズンオフになるので、宿泊料金を半額にするなど、スイートルームを安く開放するホテルが増えています。恋人と2人きりのクリスマスを過ごそうとするのであれば、クリスマスを少し前倒しして、豪華な時間を過ごすのはいかがでしょうか。
囲碁・将棋の対局場
1月5日は、数字の語呂合わせから「囲碁の日」とされています。囲碁の普及と拡大を目的に、日本棋院が制定しました。毎年この日には、囲碁ファンと棋士が対局できる「打ち初め式」を開催しています。
テレビ放送される有段者同士の対局から見て分かるように、囲碁や将棋の世界では、タイトル戦の対局は旅館やホテルで行ないます。名人戦や王位戦などでは最多で7局打ち、1局ごとに対局の場所も変わります。タイトル戦に出場できるのはプロの棋士の中でもほんの一握りに限られるので、ホテルや旅館で対局できる、というのは一流の証であると言えます。
対局場の選定は、タイトル戦を主催している会社が行なうことが多く、全国各地の有名ホテル・旅館から選ばれ、対局を行なう部屋には床の間がある和室があてられます。対局中は静かな中にも張り詰めた空気が漂い、ときには10時間以上も盤面に向かい合うこともあるため、集中力を維持するにはこうした落ち着いた環境が必要なのです。
過去に対局場として選ばれたホテルや旅館に泊まり、プロ棋士たちの熾烈な戦いの余韻を感じながら、過ごすのもいいのではないでしょうか。
街がクリスマスのイルミネーションに輝くこの頃、ホテルでもいろいろなイベントが開かれます。そのなかでも代表的なのはディナーショーでしょう。豪華な食事と好きなタレントのショーを楽しめるとあって、聖なる夜にちょっと贅沢な気分に浸れます。また、寒い冬にこそ利用したい、ホテルのラウンジの活用法と合わせて紹介します。
クリスマス・ディナーショー

12月は、各地のホテルでクリスマス・ディナーショーが開催されます。有名ミュージシャンからお笑い芸人、子ども向けキャラクターまで、様々なタレントたちが聖なる夜を祝してショーを開きます。通常は、ホテルのコースディナーとショーの2部構成で、コースディナーをゆっくり味わったあとに、ショーを楽しむスタイルが多いようです。ディナーショーの魅力は、お目当てのタレントを間近で見られ本格的な歌声を聞けること、ホテルのディナーが存分に堪能できることがあります。人気タレントや大物タレントとなると、費用も高額になりますが、チケットが即日完売になることも珍しくありません。タレントによってはステージと客席とのやりとりも繰り広げられ、参加者が直接タレントと会話ができるチャンスもあります。
ディナーショーに参加するときの服装は、ホテルでのディナーだからといってフォーマルな格好をする必要はありませんが、あまりカジュアルすぎると客席で浮いてしまう恐れもあります。日本ではあまりドレスコードを明示しないので、服装のルールが明確化されていませんが、その場の雰囲気をイメージして、装いを決めるようにしましょう。高級ホテルや大人の歌を聴かせるタレントが出演する場合は、ある程度ドレッシーな装いで決めたほうが良いでしょう。こういう機会だからこそ、大人のオシャレを楽しんではいかがでしょう。また、若いタレントやお笑い芸人などのディナーショーは、少しカジュアルでも構いません。といってもジーンズやセーターなどは避けて、男性ならジャケットにパンツ、女性ならワンピースやスーツくらいでまとめておくと無難です。
ディナーショーは、通常のディナーを食べたり、ショーを見るだけよりも少し出費が多くなりますが、自分へのクリスマスプレゼントとして、年末の夜をちょっと贅沢に過ごすのも悪くないでしょう。
ラウンジを活用しよう

ホテルの入口付近にはロビーがあり、その周辺にイスやソファが並んだラウンジがあります。ここではチェックインやチェックアウトを待つ宿泊者や、ホテルイベントの参加者が時間がくるのを待つ場所として主に利用されていますが、ホテル利用者以外にも開放されており、比較的自由にくつろげるスペースとなっているため、いろいろな活用法があります。
- ①待ち合わせ場所として利用
- もっともよく利用されるのは、待ち合わせ場所です。ランドマークとしても分かりやすく駅や一般の喫茶店程、混雑もないので、人と待ち合わせるには最適です。暖房も効いており、くつろげるソファもあるので、待っている間は落ち着いて本を読んだりすることもできます。ティーラウンジなら少し早めに行って一人でお茶を楽しむこともできます。
- ②休憩場所として利用
- クリスマスのショッピングや、忘年会などのあとで、ちょっと疲れたらひと休みするのに最適です。多くの荷物を持っていても、ここならスペースも広くソファの近くにおいてもそれ程、迷惑にならないのでゆっくり休めます。落ち着いた雰囲気で、お酒を飲んだあとの酔い覚ましにも効果的です。居心地が良すぎて、眠らないように気をつける必要があるかも知れません。
- ③商談場所として利用
- 師走の忙しい時期は、喫茶店なども混み合います。ホテルのラウンジは比較的すいていることが多く、隣の席との間隔も空いているので、雑音も聞こえずに落ち着いて大事な話をすることができます。
この他、友達同士でゆっくり話すにも、ホテルのラウンジは便利です。近くの飲食店で食事をする場合、ホテルでゆっくり会話を楽しんでから食事へ向かえば、時間を有効に活用できます。また、ホテルのラウンジバーであれば食事をしてからゆっくりとお酒を楽しむことができます。目的に合わせていろいろ利用できるホテルのラウンジ。あなただけの利用法を見付けてみてはいかがでしょうか。