長崎の夜景を満喫する宿
全てのお部屋から長崎の1000万ドルの夜景が一望できるお宿です。長崎市内を見下ろす立山の丘の上に立つ純和風の佇まいと、行き届いたサービス、そしてなんとも眺めが自慢です。贅沢な和の佇まいと間近に広がる長崎の夜景が満喫出来ます。坂を上り詰めると、どっしりとした風格漂う冠木門が現れ、玄関にお客様を誘う。スタッフに温かく迎えられてひと息つき、ロビーのガラス越しに外へ目をやると、陽の光に満ちた和風庭園が目に入ります。23室ある全ての客室からは、稲佐山はもちろん、長崎港を囲むように連なる市街地が一望できます。部屋は純和風をはじめ、和洋室、茶室付きなど8タイプに分かれていて、予算と好みに合わせて選ぶことが出来ます。日本建築の基本様式にのっとり、踏込み、前室、本間、縁側が続く客室は、贅沢そのものだ。紅葉と桜があしらわれた漆のテーブル、その上にはキセル盆、長火鉢、唐木の飾り棚といった小道具がさりげなく配され、この宿のシンボルである紅葉が、部屋の至るところに装飾として施されています。目を引く華やかさの陰で、長期滞在のお客様にも配慮し、各部屋にうがい薬や洗濯洗剤まで備えるという、こまやかな心遣いが素晴らしい。旅の疲れをとってくれるお迎えの菓子は、抹茶と干し菓子、日本茶とカステラが運ばれ、長崎ならではの情緒を感じさせてくれるのも嬉しい心配りです。その温かいもてなしに、次第に気持ちもほぐれていきます。香豊かな檜風呂で1日の疲れを癒した後には、長崎近海でとれた新鮮な魚の旬の素材をいかした会席料理か、または自慢の卓袱料理をお部屋でゆっくりと味わうことができます。温かいものは温かく、冷たいものは冷たいうちにとタイミングよく、一品ずつ丁寧に運ばれてきます。時間をかけてゆっくりと、料理と夜景が楽しめる幸福。贅を尽くした和風の佇まいと、時間の流れとともに刻々と変化する長崎の街並みが、いつまでも瞼から離れない、そんな鮮やかな印象の宿です。