外国人観光客おすすめ
宮島四季の宿わたなべは、宮島でも有数の外国人旅行者に向けたサービスが充実した旅館です。場所は桟橋から降りて、町屋通りを抜け、厳島神社本殿の裏を通り、大聖院へ向かう通りにあります。途中、シカがいたり、もみじ饅頭のお土産屋が並んでいる商店街とは、がらりと雰囲気が変わり、歴史を感じさせる建物が連なる小径もあり、さすが世界文化遺産と感じさせます。大聖院の階段が目の前に見えたところに、わたなべの宿はあります。朝の散歩など、宿を出た目と鼻の先にあるので、2日目の行程(紅葉谷や水族館、大願寺など)には絶好の位置にあります。もちろん希望があれば、送迎のサービスもあるので、まず宿に荷物を置いて、身軽になって散策するのもひとつの方法です。
格式高い日本建築の造りで、裏はきれいな渓流が流れており、川のせせらぎが耳に心地よい閑静な宿です。個室にはひのきのお風呂、畳など和の空気を存分に醸し出しています。外国人が「日本の宿に泊まりたい」とイメージを持たれてやってきた期待を満足させてくれる部屋になっていると思います。特筆すべきはお料理、地元宮島在住の料理長が腕を振るう懐石料理は、地元の野菜や魚など、日々、宿泊される方の好みを考慮してメニューを考えてくれます。食前酒には、オシャレな果実酒、先付、前菜から炙り、焼き物、お造り、酢の物、デザートなどバラエティに富んだ季節のお食事が並びます。お魚も野菜もとても美味しく、ぜいたくなひと時を過ごさせていただきました。また、女将さんは英語が堪能なので、予約時の問合せも含め、食事や観光など細やかなサービスがあり、海外からやって来る宿泊客にも安心の環境が整っています。宿のコンセプトも「真心込めたおもてなし」という言葉の通り、1日4組限定ですが、宿が取れた方には最高のおもてなしで、宮島の旅を彩ってくれることでしょう。口コミで母国に帰ったお客さんが聞きつけて、新たな紹介やリピート客が多いのもうなずけます。